日本ルドゥーテ協会とは

一般社団法人日本ルドゥーテ協会は、ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ作品の鑑賞・研究・情報発信を通じ、文化及び芸術の振興に寄与することを目的として、平成27年5月に設立されました。

「真にルドゥーテ作品と薔薇を愛する方々の上質なサロン」の実現を標榜し、その趣旨に賛同した方々と活動しております。

今後も、全国著名美術館や園芸文化協会様、出版各社を初めとする関係各団体や各地のバラ愛好家、ローズクラブの皆様との連携を図りながら歩んでまいります。

ご挨拶─代表理事 後藤みどり

私が20代の頃、家業の園芸店を継ぐために総合園芸店で修業をしつつ、フラワーデザインの勉強をしていた時にルドゥーテの絵と運命的に出会い、オールドローズに魅了されたことが、今のバラづくりやオールドローズの世界を広める仕事に繋がっています。

当時、紫玉、ロサ・ダマスケナ、ロサ・ガリカ・オフィキナリスがひっそりと咲いていた実家の庭園で、野生のバラの逞しさと繊細な花弁の可憐さに、その芳醇な香りに何度癒されたことでしょう。

ルドゥーテも描いた「 ロサ・ガリカ・オフィキナリス 」は、ローマ時代、薬用バラとして利用された品種で、暖地では力強く、寒冷地では伸びやかに軽やかに咲きます。
蕾が膨らみ始めた時の細く尖ったがくの先はとても愛らしく、このがくが開いてローズピンク色が見え始め、花弁が開くと蝶や蜜蜂達が集まり、花と虫と風の香りが渾然一体となった花鳥風月の情景に時を忘れてしまいます。

植物の人間に与える多感な情念、優しさ、力強さ、そしてその美しさを余すことなく描き切ったルドゥーテのボタニカル・アートの世界を一人でも多くの日本の方に知っていただきたく、2015年5月1日に、一般社団法人日本ルドゥーテ協会を設立しました。
微力ながら私は代表理事として、ルドゥーテの世界観と共にオールドローズの持つ限りない美の世界を、伝道して行きたいと願っています。

代表理事 後藤みどり

ご挨拶─副代表理事 奥延哲也

ルドゥーテの花は、ただ写実的に描かれているだけの様に見えるのに、なぜ多くの人々を惹きつけるのか・・・。

それは、ルドゥーテが、 自然の花を慈しみ深く理解し、それぞれの種の理想の姿を描こうとしたからだと思うのです。
ただし、理想の姿を描くことほど難しいことはありません。

例えば、レオナルド・ダ・ヴィンチはモナリザを一生涯描き続けたと言い伝えられているように、理想の姿はそう易々と描けるものではないのです。
花を観察し、その美しい姿を忠実に描き写すのも、そんなに簡単なことではないでしょう。

しかし、どれほど正確無比に描かれていようと、必ずしもそれに惹かれるとは限らないのです。
実在するものの、こよない理想の姿を追求すればするほど、実在するものから次第に離れ、空想(ファンタジー)や想像(イマジネーション)の領域のものとなります。
そこには創造(クリエーション)があり、 創造無くして理想の姿は描けません。

そうして、ルドゥーテの花は、 理想の姿を描こうとして現実の花を超え、創造されたアートそのものの、 人々の心を捉えて離さない、まさに超現実的な花のイコンになったのです。

副代表理事 奥延哲也

協会の事業内容

  1. ルドゥーテ作品の普及活動(会報誌・ニュースレター発行等)
  2. ルドゥーテ作品の普及に寄与する事業等への支援活動(美術展協賛)
  3. ルドゥーテ作品を初めとする、植物の記録に芸術的に係った作家に関する調査・研究活動
  4. ルドゥーテ作品を通じた歴史的及び美学的な植物に関する調査、研究活動
  5. 前各号に掲げる事業に付帯又は関連する事業

協会概要

組織名  一般社団法人 日本ルドゥーテ協会

代表者  代表理事 後藤みどり

所在地  〒400-0806
     甲府市善光寺1-18-21

FAX番号 055-235-1701

E-mail  web@redoute.or.jp

URL   http://redoute.or.jp

日本ルドゥーテ協会役員

代表理事     後藤 みどり (GOTO,Midori)

副代表理事    奥延 哲也 (OKUNOBU,Tetsuya)

副代表理事    中村 美砂子 (NAKAMURA,Misako)

理事・事務局長  水上 重臣 (MIZUKAMI,Shigeomi)

理事       奥延 千晶 (OKUNOBU,Chiaki)

理事       駒﨑 徹 (KOMASAKI,Tets)

理事       雨宮 清隆 (AMEMIYA,Kiyotaka)

監事       大堀 晴男 (OHORI,Haruo)